トムソン加工 |紙箱のコストについて
今回は箱の【価格】について比較していきましょう。
前回までの豆知識では箱の形の説明をしました。
では紙箱の形によってコストがどのように変わるのでしょう?
変わるコストについて記事にしてみました。
※サイズによって異なる場合がございます。大体の目安として参考にしてください。
仕上りサイズが同一の場合
低 |
中 |
高 |
N式箱 貼り合わせが不要の組み立て式箱のため、 製造コストが安いです。 高級感がある見た目でギフト箱にも使用されます。 |
キャラメル箱・地獄底箱 側面に糊の貼り合わせが1ヵ所あるため、 N式箱や組箱よりも価格が高くなります。
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ワンタッチ底箱 側面と底に糊の貼り合わせが2ヵ所以上あるので 価格が高くなります。
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箱の形は安い順に
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N式箱
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キャラメル箱/地獄底箱
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ワンタッチ底箱
となります。
こちらの価格の差は貼り加工の有り・無し が大きくかかわっています。
箱をつくるための工程には、印刷/表面加工、トムソン加工、貼り加工があり、
\作業工程を減らすほど1個当たりの箱の製作費が安くなります。/
特に少ない枚数の
紙箱を製作する際、
工程ごとに設定された工賃のほかに
原材料費:紙代
初期費用: 製版代 木型代
がかかってきます。
費用の約30%の割合が紙の価格となります。
次に印刷代が25%、トムソン代、貼り代がそれぞれ6%となっています。
そして、意外とかかるのが…….
初期費用である製版代(12%)と木型代(20%)で合計で約30%となっています。
では初期費用の木型代についてお伝えします。
型抜きのような形の金属の刃を木の板に埋め込んだ抜型を利用し
機械で紙に押し当てる事で紙を切り抜きます。
紙箱の見積もりで「木型代」と記載されているのはこのことを指します。
木型のコストは全て同じではなく、
形状が複雑で数が多い程、木型代は高くなります。
木型は再利用が可能なので初回注文時のみに必要な費用となります。
初期費用として全体の約20%を占める木型代ですが….
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