箱の形状について | 1.キャラメル箱編
一般的に「パッケージ」といえば「箱」を想像する人が多いと思いますが、一言で「箱」と言っても様々な形があります。
「箱」には、いくつかの形があるのはご存知でしょうか?
箱のかたちごとに大きく分けて4種類の形があります。
「箱型のパッケージをつくりたい!」という方は、これからご説明する内容をどうぞ参考にしてみて下さい。
1回目はキャラメル箱編です。
■キャラメル箱
まずは最初に箱と言えばこちらの形を連想する一番スタンダードな形状
「キャラメル箱」です。
キャラメル箱の特徴
筒状の胴体に
上下に差し込み式のフタが付いている形状の箱。
最初に箱と言えばキャラメル箱型を連想する一番スタンダードな形です。
組み立ても簡単で軽量なものを入れるのに優れ、様々なパッケージによく使われています。
メリット
①低コスト
「設計しやすい」「用紙の取り都合がいい」「糊付け加工がしやすい」「不良率が少ない」など、シンプルイズベストな形状なのです。
②組み立てやすい
組み立てやすさはNo.1、フタのあたる部分を差し込むだけ。説明も不要です。
③印刷面に表示を入れやすい
箱の6面全てがフラットなため、無駄になる面がありません。これが「地獄底」「ワンタッチ底」など底面が組み立てられる形状ですと、紙が折り重なるため底面の印刷面積が限られてしまいます。
デメリット
①ロック強度が弱いため、重い物は底が抜ける心配がある
フタを開けやすいことは、デメリットにも。重い商品を入れる場合、底抜けの恐れがあります。
扱いやすさNo.1
シンプルな形状で重量物には不向きですが、コストを抑えて製造できるため幅広く使われています。
「地獄底」「ワンタッチ底」などの底組みができない、薄い内容物にも用いられます。
よく利用される紙厚 | オススメ用紙 |
300~450 g/㎡ |
Newピジョン 白コートボール |
いかがでしたか?キャラメル箱についての記事でした。
パッケージには商品によっておすすめの形状や紙の種類がございます。
形や用紙にお悩みがありましたら、是非ヤマトにご相談ください。
ヤマトは長年紙に携わり培ってきたノウハウからお客様の目的に最適な用紙をご提案させていただきます。
いかに後加工業者様が扱いやすくするかを考え、トムソンを抜いてきました。
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お客様からもヤマトがつくるパッケージはクォリティが高く、高品質との評価を頂いています。
パッケージに悩まれたら、先ずはなんでもお気軽にご相談ください。