匠のブログ

  1. HOME
  2. 匠のブログ
  3. 教員用ファイルのインデックス(見出し)の抜き加工

教員用ファイルのインデックス(見出し)の抜き加工

今回は、ファイルのインデックスのトムソン加工事例をご紹介させていただきます。

見たいページがどこから始まるかカテゴリーごとに色分けや段々に抜かれているインデックス(見出し)。近年は目にすることが減りましたが、分厚い電話帳から目当ての電話番号を素早く見つけ出すためには、インデックスが必要不可欠ですよね。このようなインデックスもトムソン加工によって作られています。

身近なもので言うと、

卓上カレンダーを月ごとに分ける
●多種多様な見本帳では銘柄やカラーごとに分ける
製品カタログ(建築資材や薬品効能 等)で用途別に分ける

といった具合に頁数が多くなればなるほどインデックス抜きしておくことで、閲覧者は検索しやすくなります。特に、見本帳やカタログでは、お客様がストレスなく必要な情報に辿り着けるようにインデックス加工をしておく事は、重要になってくるかもしれませんね。
インデックス

■インデックス部分のトムソン加工について

インデックスページは、本文ページより1~1.5cmほどはみ出すように設計しておきます。これは特定のページの始まりを分かりやすくしたり、目的のページをすぐに開けるようにするためのものです。このインデックスですが、付いていれば良いという訳ではありません。

見やすく、また使いやすくするには、インデックス部分がきちんと揃っていなくてはなりません。
また、それぞれのインデックス部分が必要以上に重なってしまうと、そこに書かれた文字が見えなくなりますし、かといって離れ過ぎては見た目が悪くなってしまいます。全体ページ数のボリュームやインデックス項目数とのバランスを見ながら、インデックスの形状や大きさを導くことが大切です。 

ヤマトでは、事前に形状や寸法をチェックし、製品として問題がないかしっかりと確認してから、トムソン加工をさせていただいておりますので、綺麗にインデックス加工を施すことができます。

また、他にもパンフレットのインデックス加工実績を掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
匠のブログ(インデックス付き中綴じパンフレット)はこちらから>>

トムソン加工のご依頼・ご質問などございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工にお問合せください。

見積もり依頼・お問い合わせ

 

■加工概要

加工内容 打ち抜き
商品形状 インデックス
紙の種類 薄紙~厚紙すべてに適用
紙の寸法 A4仕上げの場合は、菊全8丁がBEST
印刷の色数
こだわり/現場の声

インデックス型に抜かれたカタログや卓上カレンダー、バインダーなどを手に取りページをめくるとき、どこを見ますか?インデックス部分を見てページをめくると思います。

予算をかけてまで、付加価値(見やすさ)を付け、インデックス形に抜かれた印刷物。その印刷物の発行者様はおそらく大事に長く使ってほしい、すぐ捨てずに保管していてほしい等様々な思いを持っておられます。その思いをカタチにするには、印刷物の綺麗な仕上がりが不可欠となります。

インデックス形に抜かれた印刷物の見た目が綺麗かどうかの判断基準の一つとして、インデックス近辺、及びページをめくる側が綺麗かどうかという観点があります。

こんな経験ござませんか?

新築を購入したとしましょう。工務店から渡されたカーテン見本帳からどのカーテンにするか選ぶことに・・。カーテンというと「清潔感」や「おしゃれ」というイメージのある住宅インテリア品。それを選ぶカタログ見本帳を手に取ったとき、インデックス近辺、及びページをめくる側に複数のトメや大きなトメが入っていると、なんとなくカタログ見本帳の綺麗さが欠けて見えてしまいます。
トメのいい例と悪い例 
ヤマトのこだわり

綺麗なインデックス抜きを実現させるためには、目立つ部分にトメを付けないことが重要です。印刷会社さんがいくら綺麗な印刷をしても、トムソン加工工程でインデックス部分に目立つトメを付けたことにより、綺麗な断面にならず品質を落とすような仕上がりになっていては元も子もないですよね。

トムソン加工の場合、断裁と違ってトメは必ず必要となりますが、トメを入れるなら目立ちにくい綴じ側や地側に入れる必要があります。このように見栄えも重視しなければ、綺麗な商品には仕上がりません。

些細なことかもしれませんが、ヤマト紙工では綺麗な仕上がりをイメージして日々仕事に取り組んでおります。

ヤマトにて綺麗なインデックス形の印刷物を作ってみませんか?ヤマトはトムソン会社ならではの目線と確かな加工技術を備えています。

用途・業界に合わせた紙・形状のご提案も承っておりますので、お気軽に相談くださいませ。

図面