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商品と商品のアキは何mm必要か

用紙調達から印刷・加工までの全工程すべてを印刷会社さんが手配されることが多いですが、印刷会社さんへの嫌味というわけではないですが、印刷のやり易さや印刷の色を重視して商品の向きや咬え方向を決定されることが多いと思います。

また、印刷後の加工のやり易さまでも考慮して印刷を進められる印刷会社さんってそう多くないかもしれないです。(嫌味ではないです。)

だって、加工といってもあらゆる加工があるので、全加工のやり易さまで考慮して印刷を進めるのは、きりがないと思います。

ただ、普段トムソン加工のお仕事をさせていただく中で、ここをもう少しこーしてくれたら とかここはこーのほうが加工しやすいのにー と思うことがあります。

そのように思う一つが商品と商品のアキピッチです。

多く拝見するのが商品と商品とのアキが3+3mm=6mmアキです。

(図1)商品と商品とのアキが6mmが多い

確かに3+3=6mmアキなら印刷やあらゆる加工において、作業可能な必要最低限のアキピッチのため、刷版手配時でも迷いなく6mmアキで手配されることが多いと思います。

しかしながら、トムソン加工においては、案外6mmアキは加工しづらいのです。

なぜならば、抜き後、上記図1のグレー部分の商品にならない不要部分をハンマーで叩いて商品部分だけに取り除く作業のときに、ハンマーが商品にヒットして商品を傷つけてしまうことがあるからです。もちろん傷つけてしまった商品は良品と入れ替えしますが・・・。

特に厚紙なんてなると、しっかりトメが効いているので、やさしく叩いていては商品を取り除くことはできません。

6mmという狭い間隔の不要部分にハンマーがヒットすればいいのですが、ある程度強く叩くので、コントロールを失い、毎回毎回そううまくヒットしません。

ゴルフでいうとグリーンホールの穴が小さいより大きいほうがボールを入れやすいですし、
メジャープロでもある程度距離があると、穴を外しますよね

やるからには、スピーディーにきれいな商品に仕上げたいのは当然のこと。

そこで印刷会社さんに協力していただきたのは、商品と商品のアキを10mm程、間隔をとっていただきたいのです。

そうして頂くことにより、10mmの間隔があれば、少しハンマーのコントロールを失っても商品をヒットすることが大幅に減少することにつながるからです。

ただ、10mmもあけると 例えば菊全に6丁付くのが4丁しか付けることができず結果的に印刷・加工代が高くなるということもあると思うので、無理にとは言わないです。

紙に余裕がある場合は、10mm程間隔をとってほしいですね。
15mmや20mmもあける必要はないですよ。

 

まとめ
  • アキはできれば10mm
  • 無理なら6mmでもOK
  • 最悪2mmでもOK