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トムソン木型の確認方法|不良を防ぐ3つのチェック工程

トムソン木型の確認の方法タイトル

 

 

 

トムソン木型の確認の仕方

― 実は一番重要な工程です ―

トムソン加工において、意外と一番重要なのが「木型の確認」です。

加工時には必ず木型を使用しますが、
木型が間違っていれば、どれだけ職人が頑張っても正しい製品はできません。

そのため、生産前には必ず木型の校正(確認)を行います。

今回は、現場で行っている「木型の確認方法」について解説します。

 

 

木型の確認は3段階あります

木型の確認は、大きく分けて以下の3つの工程で行います。

  • ① データ上で確認
  • ② 木型で確認
  • ③ 実際に加工して確認

 

 

① データ上での確認

木型は、支給されたデータをもとに制作されます。

そのため制作前に、
木型用データと最終図面データを照合し、

  • 罫線の抜け
  • カットラインの抜け
  • 形状のズレ・変形

がないかをチェックします。

ここでの見落としは、そのまま不良に直結するため、
最初でありながら最も重要なチェック工程の一つです。

モニターのデータを見ながら鉛筆でチェックしていきます。

 

 

② 仕上がった木型の確認

①で問題がないことを確認した後、木型を制作します。

完成した木型に対して、再度データと照らし合わせて確認します。

チェック内容は主に

  • 罫線・カットラインの抜け
  • 位置ズレ
  • 刃の配置

などです。

 

 

■「パタパタ」でズレを確認

この工程では「パタパタ」と呼ばれる確認方法を使います。

 

パタパタは目の残像を利用して確認します

  • トムソンデータを印刷した原稿を木型に重ねる
  • 原稿をめくりながら残像でズレを確認する

ピッタリ合っていれば違和感は出ませんが、
ズレている箇所はすぐに視認できます。

※ただし、この段階では裏側からの確認になるため、
刃のゆがみなどは判別できません。

 

 

③ 実際に加工して確認(本番チェック)

最後は、実際にトムソン加工を行って確認します。

ここでは主に以下をチェックします。

  • 刃のゆがみによるズレ
  • 罫線の入り具合
  • 加工中の刃抜け
  • 面切り不良による罫線不足

 

 

正直、この工程が一番こわいです

この段階で不具合が見つかると、

  • 機械を停止
  • 木型の修正
  • 段取りのやり直し

となり、時間的・コスト的ロスが非常に大きくなります。

そのため、①②でしっかり確認していても、
毎回少し緊張しながらチェックしています。

ただし、ここで止められれば
お客様への不良流出を防げる最後の砦でもあります。

 

 

\特に要注意/ 罫線について

罫線を入れるためには、面紙側に「溝加工」が必要です。

この溝は職人が手作業で加工するため、

  • 面紙の加工漏れ

があると、罫線が正常に入らない原因になります。

特に③の実加工チェックでは、面切がきちんと作られ罫線が入っているか重点的に確認する必要があります。

 

■まとめ

トムソン木型の確認は、以下の3段階で行います。

  • ① データで確認
  • ② 木型で確認
  • ③ 実際に加工して確認

問題は早く見つけるほど、ロスが小さくなります。

特に①②でどれだけ詰められるかが、
③の安心感に大きく影響します。

理想は「問題ゼロで本番に入ること」ですが、
実際は最後まで気を抜けない工程です。

だからこそ、
一つひとつのチェックを確実に行うことが、品質の安定につながります。

 

 

ヤマトでは(ペーパークラフトの木型のチェックもしている)担当者がヒアリングをし、お客様にオススメの方法や

想像通りの仕上がりにあがるようにご提案・アシストさせていただきます。

木型のについてもお気軽にご相談ください。

 

お問い合わせ

「これで大丈夫かな?」と悩んだら、早めの確認が一番確実です。

一緒に良い印刷物を作っていきましょう。
お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

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