今回は、卓上三角POPの製作(トムソン加工)事例をご紹介させていただきます。
三角柱POPは身の回りの様々な場所で見かけます。飲食店、家電量販店、スーパー・コンビニ・レストランなどなど…何か宣伝したい時に、業界問わず利用されているPOPです。卓上POPは自立しますので、机や棚など様々な場所に置くだけで設置完了する、撤去も簡単な点が魅力ではないでしょうか?三角柱POPの場合は、3面あるので、様々な広告を1つのPOPで賄えるのも魅力ですよね。
ちなみに、本ブログでは、のぼり型の卓上POPのトムソン加工実績も掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
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■今回のトムソン加工について
今回は、打ち抜き、切込み、折り加工を行わせていただきました。
・切込み加工について
切込みは三角柱POPを組み立てる際に必要になります。実は、この切込みにちょっとした工夫があります。この三角柱POPの場合、差し込まれる側だけでなく差し込む側にも切込みが入っています。
切り込みに挿してみるとこんな感じ。
なんだか、上下がずれてしまっていますね。でも、これは切込みの位置が間違っているわけではありません。この状態で上下にスライドさせると
このように、三角柱POPが綺麗に組みあがります。差し込む側にも切込みがあるのでスライドができるんですね。このように縦にスライドさせることで、差し込み部分が簡単に外れてしまわないようになっているんです!
横に引っ張っても外れません。シンプルに見えて、細かい工夫が施されているんですね。
・折り加工について
折り加工は、紙を簡単に折れるように折スジを入れる加工です。折り加工を施すことにより、手でも簡単かつ綺麗に紙を折ることができます。
この折スジを罫線といいます。罫線は紙や製品によって、強さや太さを変える必要があります。これは、紙の種類や厚さ、形状等によって、紙の折りやすさが違うからです。
今回の三角柱POPの場合、板紙という厚めの紙を使用していますので、罫線は太めに強く入れておく必要があります。
この、罫線の太さや強さはヤマトの職人が調整していれています。細かい部分ですが、職人の腕が大切になってくる加工なのです。
ヤマトでは、三角POP、のぼり型POP、スイングPOPなど様々な紙製POPのトムソン加工実績がございます。POP製作のご相談やお見積り依頼がございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。
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