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お茶を入れるマットppの封筒

今回は高級感のある煎茶用の封筒をご紹介させていただきます。日本茶ですので、封筒もやはり和風なイメージになっています。

 

■マットPP加工紙について

この封筒では、マットPP加工紙が使われています。PPは、「ポリプロピレン」のことです。そして、PP加工とは、PPフィルムで紙の表面をコーティングすることです。マットPP加工紙は、程よく光沢がでるため、上品で落ち着いた雰囲気かつ高級感を表現できます。また、封筒に使用している色が黒色と金色であるため、より一層高級感のある仕上がりになっています。

※下の画像で少しでも光沢感が伝わればと思います

 

ちなみに、貼り部分にまでPP加工がされていると、糊付けした際にくっつきにくくなるため、下の画像のように、糊付けする部分には、PP加工を行わない場合もあります。(S-648など、接着剤で接着可能なPP素材もあります。)

 

■今回の加工について

この封筒では、打ち抜き加工と折り加工を行いました。PP加工がされている用紙であっても、罫線を入れることで綺麗に折ることができます。

  

 

また、この罫線は、紙の厚さや種類によって、太さや強さを変える必要があります。今回の加工したコート紙は折りにくい紙ですので、細く強めの罫線を入れてあります。

  

 

ヤマト紙工では、様々な紙の封筒のトムソン加工実績があります。複雑な形状の封筒の加工もできますので、ご依頼・ご相談などございましたら、ご気軽にお問合せください。

お問い合わせはこちらから>>

 

■加工概要

加工内容 打ち抜き加工・折り加工
商品形状 封筒
紙の種類 コート紙 菊判 76.5kg
紙の寸法 菊判 4切 2丁
印刷の色数 4/0 + マットPP加工
こだわり/現場の声 お茶を入れる袋には、紙製のものやアルミ素材のものまで幅広くありますが、弊社では紙製のお茶袋を作りました。

この袋には生茶葉ではなく、ティーバックが入ります。外装袋の役割として、商品の保護だけでなく商品のブランドイメージを訴求することも担っています。多くの方は日本茶=「和」を連想しますので、外装の素材選びでは落ち着いた質感の紙が好まれます。和紙や地模様のある紙、エンボス調の紙が向いているのではないでしょうか。また発色のよい紙に上品で落ち着いた表面加工を施すこともあります。今回は発色のよい紙⇒薄いコート紙に艶なしマットPP加工を施し、封筒型に打ち抜いています。

折貼作業では封筒専用の貼機械はありますが、PP加工を施していると打ち抜かれた封筒が反ったり、給紙が出来ないなど機械的に貼ることができないため手折・手貼となります。

まず手折できるようにトムソン加工で罫線を入れます。罫線と言ってもコート紙という薄紙を折りやすいように強い罫線を入れる必要があります。罫線が入っていたらそれでいいというわけではございません。
こんな経験ありませんでしたか?
手折でも機械折でもどちらでもいいですが、トムソン加工で罫線を入れて折加工がある商品を受注したとしましょう。トムソン会社にここに罫線入れるよう指示し、いざ折加工工程に。しかし折会社から「折りにくいからズレて折れるけど、いいかなぁ?」とか「折ったら罫線割れるけどトムソン加工が原因ですねぇ」といった具合に罫線に関するトラブルの経験はございませんでしたか?

薄紙、特にコート紙の場合、罫線を入れても非常に折りにくい特性を持っています。重ねて言いますが、トムソン加工では折りやすいようにするためには「細く強い罫線」を入れることで綺麗な商品に仕上げることができます。

ヤマトには薄紙の優れた加工技術を備えています。折りにくい紙の特定があっても、なんとかして限界まで強く罫線を入れる高い意識を持って取り組んでおります。

ヤマトにて薄紙の封筒を作ってみませんか?

きっと綺麗な封筒に仕上がります。

用途・業界に合わせた紙・形状のご提案も承っておりますので、お気軽に相談くださいませ。
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