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今回は電車型ペーパークラフトのトムソン加工事例をご紹介させていただきます。

皆様が一度は手にしたことがあるペーパークラフト。幼児教材の付録としてアニマル柄や電車、建物など組み立て式のものをよく目にします。いろいろな形で、薄紙から厚紙まで用紙の厚さは様々ですがヤマト紙工ではどんな商品でも対応できます。

今回紹介させていただくのは電車のペーパークラフトです。最終的には展示品となりますが、箱型のため強度が増すように一つ一つ別のパーツを組み合わせていくのではなく一枚の用紙を折り重ね合わせるという工夫がされています。

     

 

■今回の加工について

ペーパークラフトの最終的な組み立てや強度を考慮して、ミシン目や折りスジ、穴の抜き落とし、切込みなど様々な加工方法を施しました。不可能だと思う複雑な形もありますが、ご期待の形状に仕上げるためにも試行錯誤するのがプロであるわたしたちの役目だと思っています。

  

 

今回は、展示品となるペーパークラフトの加工をさせていただきましたが、匠のブログでは、子供向けのペーパークラフトの加工実績も掲載させていただいております。ご興味ございましたら、ぜひご覧ください。
匠のブログ(子供向けすごろくペーパークラフト)はこちらから>>

ペーパークラフトやトムソン加工で商品化が難しいと思われるものでも一度大阪のトムソン屋 ヤマト紙工にご相談ください。
ご要望にお応えできるように精一杯務めさせていただきます。
見積もり依頼・お問い合わせはこちらから>>

 

■加工概要

加工内容 打ち抜き、穴抜き、折り加工、ミシン目加工、切込み
商品形状 ペーパークラフト
紙の種類 アイベストW 260g
紙の寸法 4/6判 4切 2丁
印刷の色数 4/0
こだわり/現場の声

初めにご相談いただいた時は、「仕上がりこのくらいの大きさの電車のPOPを作ってほしい」と。
CADソフトで 製図
        ↓
       無地サンプルカット及び紙の種類・厚みの提案
        ↓
       部分訂正
        ↓
       最終確認サンプルカット及び3D PDF生成  
        ↓
       OK

という流れの後、図面展開データを提供させていただき、そのデータにデザインされました。
お話いただいてから、約2週間ほどで図面データ完成に至りました。
この商品のポイントは、、、
①組み立てやすさ
②耐久性維持のための紙の種類・厚みを間違えないこと
紙の候補として安価なニューピジョンを考えましたが、紙のコシが弱いため、高板(高級板紙)のアイベストWをチョイスしました。
 
漠然と「こ~ゆ~ものがほしい」

ヤマトにてユニークなペーパークラフト・POPを作ってみませんか?トムソン会社ならではの目線と確かな加工技術を備えています。

用途・業界に合わせた紙・形状のご提案も承っておりますので、お気軽に相談くださいませ。

図面