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観葉植物用の手提げ紙袋

今回は、観葉植物用手提げ紙袋のトムソン加工事例をご紹介させていただきます。

この手提げ紙袋は観葉植物を入れるための紙袋です。ご依頼者様から、一般的な紙袋の形状では、袋の中で観葉植物が傾く恐れがあり不安定とのお悩みを伺い、ヤマトで形状設計から携わらせていただきました。

 

紙製の袋は、ビニールの袋と比べ、高級感を演出しやすい特徴があります。また、植物を入れるという事で、より人工的に感じるビニール袋よりも紙袋の方が商品との相性が良いです。

 

■製作した紙袋の特徴

この紙袋は、植物用ということで通常の紙袋と比べてかなり縦長に作ってあります。形もちょっと変わっていますが、実は、厚みのある紙を2枚折合わせて作っています。

  

 

紙には、両面印刷が施されており、袋を開けたときにもワクワク感のある楽しい紙袋になっています。

 

■今回のトムソン加工について

今回は、打ち抜き(型抜き)加工、罫線(折スジ)入れ、穴あけ加工を行いました。

折り曲げる部分には罫線を入れ、より折りやすく加工しています。

持ち手の部分には、四角く穴をあけています。単純に四角にするのではなく、角に丸みを持たせることで、優しい印象の持ち手になります。

観葉植物用紙袋_持ち手

以上、今回は、観葉植物用手提げ紙袋のトムソン加工事例のご紹介でした。

トムソン加工では紙に抜型を押し当て1枚ずつ機械で抜くため、様々な形に抜き加工することができます。工夫次第で多様な形の紙袋を作ることが可能です。またトムソン加工なら大量の紙を素早く打ち抜くことができるので製作日数も短く量産できるメリットがあります。

ヤマト紙工では熟練の職人が紙の厚さや種類、大きさなどによって微調整を繰り返しながら作製していきますので1枚1枚確かな商品に仕上がります。また、トムソン型をオーダーメイドできますのでお客様のご要望にお応えいたします。貼り作業などの内職も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

ヤマトでは最新の設備を使い丁寧に仕事を行っています。手さげ紙袋の加工の他、トムソン加工のご依頼がございましたらぜひ大阪のトムソン屋 ヤマト紙工にお任せください。
見積もり依頼・お問い合わせはこちらから>>

■加工概要

加工内容 打ち抜き、折り加工、組み立て
商品形状 パッケージ、手提げ袋
紙の種類 ハイマッキンレーマットポスト 菊判180.5kg
紙の寸法 菊全 2丁
印刷の色数 1/1
こだわり/現場の声

「この商品の入る手提げ袋をつくってほしい」と。

初めて連絡いただいた時は、観葉植物を持ち帰る手提げ袋を作ってほしいとご相談をいただきました。
あらかじめお客様の方で作成済み図面データを御支給頂きましたが、展開寸法が大きすぎるため印刷・加工が難しく、また組み立てに手間暇がかかるようなものでした。

 そこで弊社CADソフトで 製図し直し
              ↓
      無地サンプルカット及び紙の種類・厚みの提案
              ↓
            部分訂正
              ↓
      最終確認サンプルカット及び3D PDFデータを生成し3Dで組み上がりの確認  
              ↓
      OKの後、図面展開データを提供させていただき、そのデータにデザインされました。
お話いただいてから、約3週間ほどで図面データ完成に至りました。

お客様は大阪府外で遠方のため、対面で打合せすることは難しいので、通信によりデータで確認できるところはすべてデータをメールし円滑にやり取りを進めていきました。

この商品のポイントは、、、


①組み立てやすさ
②重量に耐えれる形状と紙の種類・厚みを間違えないこと
③コスト内でできる限り、高級感がほしいと。

①の組み立てやすさにおいては、下記図面の同型2パーツを簡単に両面テープで貼り合わせすることで1枚の袋が出来上がる仕組みとなっています。

②③においては、そこそこ重量のある観葉植物もあるので、コシのあるしっかり目のカード紙を提案したのですが、ハイマッキンレーマットポストの独特の紙の質感を気に入られ、そちらを採用いたしました。また色数は特色2色刷りを提案しましたが、コスト面を配慮し、スミ1色刷りしコスト内でできる限り「おしゃれ感」「高級感」を出せていると、ご満足いただきました。

 
漠然と「こ~ゆ~ものがほしい」

ヤマトにて高級感あるおしゃれな手提げ袋を作ってみませんか?トムソン会社ならではの目線と確かな加工技術を備えています。

用途・業界に合わせた紙・形状のご提案も承っておりますので、お気軽に相談くださいませ。

図面