今回は、UV厚盛印刷を施した表紙のトムソン加工事例をご紹介させていただきます。
企業情報誌を発行している企業は多いと思いますが、中にはちょっと特殊な加工を施した企業情報誌を作りたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えばシルク印刷やUV厚盛印刷などの盛り上げ印刷を行うと、印刷部分に盛り上がりができ、特徴的な企業情報誌を作ることができます。
下記写真はコート紙135kの紙に血小板をイメージした盛り上げ印刷を施しています。
■盛り上げ印刷物の断裁時の問題
盛り上げ印刷を行うと、通常の断裁ができなくなる場合があります。通常、断裁加工は300枚~500枚程で一度に断裁します。
しかし、ある部分だけ盛り上がりがあると、300枚ほど紙を重ねた時その部分だけ600枚分の紙を重ねた状態になります。これでは断裁できませんし、例え100枚にしたところでその部分だけ200枚分の厚みになり、断裁できたとしても正確な断裁寸法に仕上げることができません。そんな時は、トムソン加工の出番です!!
■盛り上げ印刷物の断裁もトムソン加工なら可能
トムソン加工では加工の際、紙は1枚ずつ打ち抜きます。そのため特殊な加工によって通常の断裁の難しい盛り上げ印刷などを行った印刷物でも、トムソン加工で外周を抜くことで正確な仕上がり寸法で仕上げることができます。他にもトムソン加工では複雑な形や薄い紙など、特殊な紙や印刷物の抜き加工を行うことができます。ただし、物によっては高い技術が必要です。
でもヤマトなら安心です!ヤマトには、熟練の職人が揃っており、トムソン加工の仕上がりには絶対の自信を持っておりますので、安心して大阪のトムソン屋 ヤマト紙工にお任せください。
見積もり依頼・お問い合わせはこちらから>>
加工内容 | 打ち抜き、盛り上げ印刷 |
商品形状 | 表紙 |
紙の種類 | コート紙 菊判 93.5kg |
紙の寸法 | 菊全 4丁 |
印刷の色数 | 4/0 + 盛り上げ印刷 |
こだわり/現場の声 | UV盛り上げ印刷とは・・・ ロゴやシンボル絵柄にワンポイントで入れると、高いデザイン性・特別感を出すことができます。グロス調にもマット調にもできます。相性のいい紙は、コート紙のようなツルツルした紙や高板のようなコシの強い紙。エンボス調の紙や薄くて柔らかい紙は不向きです。 情報誌の表紙だけでなく、パッケージやポストカード他、名刺にも活用すると面白いかと。 用途・業界に合わせた紙・形状のご提案も承っておりますので、お気軽に相談くださいませ。 |
図面 |