箱の形状について | 3.ワンタッチ箱 編
一般的に「パッケージ」といえば「箱」を想像する人が多いと思いますが、一言で「箱」と言っても様々な形があります。
「箱」には、いくつかの形があるのはご存知でしょうか?
箱のかたちごとに大きく分けて4種類の形があります。
「箱型のパッケージをつくりたい!」という方は、これからご説明する内容をどうぞ参考にしてみて下さい。
3回目はワンタッチ底 編です。
■ワンタッチ底 箱
ワンタッチ底 箱の特徴
箱の側面と底に面に2箇所ノリ貼りをして箱を広げると一瞬で組み立てられます。
底をノリ貼りしているので耐荷重に優れ、日本酒などの重い商品のパッケージにもおススメです。
底面を組み立てる必要が無いため、大量生産時、作業効率を上げることに向きます。
メリット
①組立が簡単・一瞬で組み立てられる
箱を広げると一瞬で組み立てられます。
組み立てやすく、また在庫スペースをとらず重宝します。
量産する商品のパッケージや
ポップコーンなどの店頭販売にもおススメです。
②底面の強度は一番強い
キャラメル箱・地獄底と違いサイドだけでなく底面ものり付けしているので
強度が強く底抜けしにくいです。
強度の面から箱の形式をワンタッチ底を選ぶことも少なくありません。
デメリット
①コストがかかる
底部のノリ貼りは特殊で横を貼るよりも手間がかかるため、コストが大きくかかります。
その為全体のコストも少し高めにはなってしまいます。
耐荷重にすぐれ、底の強さはNo.1 簡単に一瞬で組み立てられる
素早く簡単に ワンタッチ底なら、箱を起こしただけで底が組み上がります。組み立てに掛かる時間はわずかで、作業担当者の負担が掛かりません。
サイドだけでなく底面もノリ貼りしているので
キャラメル箱・地獄底と比べ耐荷重に優れています。
実際お酒など重さのある商品のパッケージに底抜けのしにくさでワンタッチ底を選ばれる事もあります。
作業工数が多いため、コストがどうしてもかかってしまうデメリットもあります。
商品に応じたメリット・デメリットを比較しパッケージの形状を選んでください。
いかがでしたか? 【ワンタッチ底】についての記事でした。
パッケージには商品によっておすすめの形状や紙の種類がございます。
形や用紙にお悩みがありましたら、是非ヤマトにご相談ください。
これは無理では?と思われるようなパッケージについても、諦める前に是非一度ご相談ください。
ヤマトは長年紙に携わり培ってきたノウハウからお客様の目的に最適な用紙をご提案させていただきます。
いかに後加工業者様が扱いやすくするかを考え、トムソンを抜いてきました。
最良の抜き圧の技術がヤマトにはあります。
お客様からもヤマトがつくるパッケージはクォリティが高く、高品質との評価を頂いています。
パッケージに悩まれたら、先ずはなんでもお気軽にご相談ください。