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POPシートの「トメ」の量と大きさの目安が知りたい

POPシートとは、A4サイズやB5サイズの1枚の紙に様々な変形のPOPが抜かれており、ドラックストアやスーパーなど量販店で抜かれたPOPをちぎって、陳列棚に広告的に使用されます。

その1枚の紙に複数POPが抜かれていますが、完全に抜かれていない部分(1枚の紙とくっついている部分)があるため、1枚の紙を持ってもPOPがばらけることはありません。

そのPOP自体にところどころ、完全に抜かれていない部分を一般的に「トメ」「バリ」「ニック」や「ちょぼ」と言われています。

この赤印が「トメ」と言います。この部分は、A4シート本体とPOP自体がくっついています

「トメ」が弱いと、運搬中や何らかの衝撃で使用前からすでに1枚の紙からPOPがはずれていることもありますし、「トメ」が強いと1枚の紙からPOPをはずしづらくなります。いずれもクレームになりうるので、注意せねばなりません。

紙質や紙厚に応じて「トメ」の強さを微調整する必要がありますし、また、「トメ」の量が少なすぎても多すぎても、POPをはずす人は苦労されるでしょうから、適切な「トメ」の強さ、量を入れる必要があります。

「トメ」の強さの目安としては、
厚紙310gであれば、0.7mm~1mmが適切。
薄紙73kであれば、0.5mm~0.7mmが適切。
ではないでしょうか。

あとは、PP加工の有無でも変わってきますでの、注意しなければならないですね。

トメの量や強さは、トムソン屋に任せた方が無難と思います。トメの量や強さの指定がある場合は、その旨をお伝えしてそれに近い形でトメを入れることは可能であります。

 

ヤマトでは、トメの位置や大きさにもこだわってトムソン加工を施させていただいております。トムソン加工のご相談などございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。
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