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トムソン加工時 咬えと外周は何mm必要ですか?

■咬えについて

咬えとは、印刷の咬え側の紙端から製品仕上がりの位置までの距離のことを言い、トムソン咬えは、最低8mm必要です。印刷は通常12mm~15mmほど取ることが多いですが、それで問題ございません。(図1)

(図1)咬え寄りに印刷 最低8mm必要 通常12mm~15mm

■トムソン会社にとって案外困るのが・・・

あまり加工のことまで深く考えず無難に紙のど真ん中に印刷手配されるますと、案外トムソン加工しづらかったり、抜き速度が遅くなる場合があるためです。(図2)

左右は均等の位置で問題ないですが、咬え尻に白場が多くなってもいいので、できれば咬え寄りに印刷してほしいです。(上記図1が理想)

(図2)紙のど真ん中

 

■外周について

外周は最低1mmでも抜けますが、紙の伸縮を考えると、商品に影響が出る場合があるので、最低でも2mm以上は残しておいた方がいいです。

なお、形状や紙質によっては、2mmでも非常に加工しづらく、生産上問題がある場合があります。それでも5mmあれば、たいていのケースは生産可能です。

最低でも2mm以上は残しておいた方がいい5mmあれば、たいていのケースは生産可能 印刷の咬え紙端から仕上がりまで8mm必要

ごくたまに刷版・印刷手配ミスで咬え7mm以下で印刷してしまった場合、木型を作り直してもトムソン加工することは無理なんです。機械的に抜くことができないので、やむなく刷り直しにならざる終えないので、ご注意ください。

まとめ
  • 印刷咬みは、12~15mm取るようにしましょう。
  • 印刷位置は左右は均等、上下は咬え寄りにしましょう。
  • 外周は最低5mm以上取りましょう。

 

ヤマトでは、データに問題ない事を確認してから、木型を製作致しますので安心です。トムソン加工のご依頼・ご相談などございましたら、大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお気軽にお問合せください。
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