今回はレギュラーカラー4色と特色の違いについて記事にしました。
レギュラーカラー(CMYK4色)とは?
レギュラーカラー(CMYK4色)
での印刷は皆さんが一番目にする一般的な印刷方法です。
CMYKとは?
Cyan(シアン)
Magenta(マゼンタ)
Yellow(イエロー)
Key plate(キープレート 黒、墨)
と呼ばれる4色のインクを掛け合わせて印刷されます。
シアン、マゼンタ、イエローは、印刷物において色を表示する際に使われ、理論上はこの3色の組み合わせですべての色を表現できます。
ただしインクを塗り重ねて、色を作るので
インクが重なることから、
色が濃くなったり、くすんだ色になり、
表現の幅は限られてしまいます。
特色とは?
レギュラー印刷は印刷時、スタンプのように塗り重ねて色を調整しますが、
特色は指定された色に合わせて、すでに調合されたインク1色だけで表現します。
特色インクは主に、DIC株式会社が製造している
「DICカラー」の事を指し、2000種類以上の色数があります。
レギュラーカラーの印刷方法では4つのインクを順に重ねていくのに対し、
特色はインクの段階で色を調整し表現します。
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レギュラーカラー:ハンコを重ねて色を混ぜる
特色:インク自体を混ぜて色をつくる
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その為、くすみの無いきれいな色で印刷できるので、単色のデザインは「カラー4色」よりも「特色」で刷った方が発色がキレイに仕上がります。
また、CMYKのインクの調整には限界があり、
表現できない色 代表的な色として 金・銀・蛍光色・パールなども表現できるなどメリットがあります。
\\ 色の表示方法をそれぞれ比較してみました //
レギュラー4色(CMYK)
色を重ねて色を作る
その為、印刷工程中に4回、版が重なることから、色が濃くなったり、沈んだりする現象が起きます。
特色カラー
あらかじめインクを調合して色を作り、そのまま紙に色を乗せていきます。
インクを塗り重ねず、インク自体の色が発色されるので
レギュラー印刷のような
色が重なることで、濃くなったり、濁ったりせず
色の再現性も優れています。
レギュラーカラーと特色印刷どうやって選べばいい?
レギュラー印刷と特色 2種類の方法をご紹介いたしましたが、どちらのインクで印刷すればいいでしょうか?
写真やイラストなど繊細で色数が多い場合はレギュラーカラーでの印刷適していますし、
少ない色数の場合 や 鮮やかでくっきりとした印刷がしたい場合には特色印刷の方が適しています。
商品によって最適な印刷方法は異なります。
専任の担当者がヒアリングをし、お客様にオススメの方法をご提案させていただきます。
悩んだら、まずはお問合せ下さい。
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