皆さん卒塔婆ってご存知ですか?
亡くなった人を追善供養のためにお墓に立てる木製の板のことです。上記写真を見ていただければピンとくる人もいるのではないでしょうか。
今回は、卒塔婆の経木塔婆(水塔婆)入れ袋のトムソン加工事例をご紹介させていただきます。
経木塔婆とは、経木とよばれる薄い木材で作られた卒塔婆です。その大きさは8寸(24cm)~2尺(60cm)くらい、厚さが1mm以下です。一般的に用いられる板塔婆の大きさが長さ1m前後、厚さ1cmくらいですので、それよりはるかにミニサイズの卒塔婆です。
今回トムソンで加工させていただいた袋も写真の通り経木塔婆が収納できるサイズとなっていて紙は上質紙を採用しています。上質紙は化学パルプ100%で作られているため、コシがあって破れにくいです。また、表面が塗工されていないため、光沢やツヤが少なく、コート紙やマット紙と比べて落ち着いた雰囲気に仕上がります。パルプの質感がそのまま出ているのでさらりとした手触りとめくり心地も上質紙の特徴です。上質紙は印刷用紙のなかで最も安価、かつ入手しやすいことから、シーンや印刷環境を選ばずに、コストを重視した普段使いに最適の用紙です。少しでもコストを抑えたい方にはオススメです。
以上、今回は経木塔婆入れ袋のご紹介でした。
ヤマトでは、経木塔婆入れ袋以外にも、神社やお供えに使用する御幣(ごへい)・紙垂(しで)など様々なトムソン加工を承っております。また、ご希望に応じて形状提案などもさせていただいておりますので、ご質問や見積依頼等ございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。
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