匠のブログ

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  3. ファイルやフォルダーの「タトウ」とは?

今回は、ポケットフォルダー(ポケットファイル)などで耳にする「タトウ」についてご紹介させていただきます。

「タトウ」という言葉をご存じでしょうか?
ファイルなどでよく出てくる言葉なのですが、みなさまはポケットフォルダーやポケットファイルといった呼び名の方が聞きなじみがあるかもしれません。実は「タトウ」とはポケットフォルダーやポケットファイルの中についてるポケットのことです。
あのポケットの正式名所が「タトウ」といいます。なので「タトウファイル」と言われることもあります。ポケットファイル、ポケットフォルダー、タトウファイルと色んな呼び名がありますが、すべて同じものをさします。
語源は着物などを包む「畳紙(たとうがみ/たとうし)」がきていて今でも呉服屋さんでは使われる言葉です。ファイルでも、中身を大切に守り、畳んで包む構造が一緒なので「タトウ」と言われるようになったのだとか。そんな「タトウ」があるファイルをヤマトではよく加工します。

 


上記写真の形はおそらく一番よく目にするタイプではないでしょうか。
パンフレット、フライヤー、チラシ、見積書など複数の用紙を内側のポケットにまとめる事ができます。会議資料の鑑代わりに使用したり、展示会場において資料を見栄えよく陳列できたり、必要書類を一式セットにしてお渡しできるので、入会案内や学校案内など書類が多い場合でも、バラバラになってしまうことなくお渡しできる便利な品物です。最近ではSDGsに取り組んでいる企業も多く、紙でできているこのファイルをクリアファイルの代わりに取り扱う企業も増えています。
ポケット部分を糊付けして仕上げ、タトウ自体の設計も難しくないので安価でとても手に取りやすいです。

以上、「タトウ」についてのご紹介でした。

ヤマト紙工では、様々なファイルやパッケージのトムソン加工を承っております。オリジナルのファイル製作をお考えの方、トムソン加工のご依頼・ご質問などある方はお気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。