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コート紙の2つ折角丸リーフレット

今回は、コート紙を使用した2つ折リーフレットのトムソン加工事例をご紹介させていただきます。店頭などで商品やサービスを紹介するために、設置されるリーフレットです。
2つ折リーフレット展開写真(表)

こちらは、アパレルブランドのアプリを宣伝するためのリーフレットです。2つ折でシンプルな形ですが、角が丸くなっており、折りたたむとスマートフォンのようなシルエットになります。リーフレットに書かれている文章をちゃんと読んでいなくても、リーフレットのシルエットだけでスマートフォンに関係する広告であることがわかりますので、お客様にコンセプトが伝わりやすいデザインになっていますね。
2つ折リーフレット折写真(表)

ちなみに、匠のブログでは3つ折リーフレットのトムソン加工事例もご紹介しておりますので、ご興味がございましたら、そちらもぜひご覧ください。
匠のブログ(トースターの変形リーフレット)はこちらから>>

■今回のトムソン加工について

この2つ折リーフレットでは、打ち抜き(型抜き)加工折り筋(罫線)入れ加工を行わせていただきました。2つ折するだけの製品ですので、トムソン加工は比較的シンプルです。しかし、シンプルなこの製品にも実は職人の技とこだわりが詰まっています。

このリーフレットには、コート紙が使われています。コート紙は印刷適正に大変優れており、POPやリーフレット等広告物に使用されることも多くあります。しかし、コート紙は折り曲げにくい特徴もある紙です。ですので、罫線を入れる際には、強めにスジが入るよう職人が調整しています。細かいことですが、この調整によって、リーフレットの折りやすさが格段に良くなります。また、罫線を入れることで、折り曲げた際の背割れ防止の効果も期待できます。

単純に見えて、職人次第で製品の品質が左右される大切な加工なんですね。

また、4つの角は丸くなるように打ち抜き加工をしております。これにより、スマートフォンのようなシルエットを表現するだけでなく、角に手が当たっても痛くないようになっています。細かい事ですが、このような少しの工夫が大切なのです。

この製品は、折りたたむと、幅80mm×高さ160mmほどのリーフレットになります。実際のスマートフォンと同じくらいのサイズ感です。小さなリーフレットですと、記載する情報量が少なくなってしまいますが、カバンやポケットにしまいやすいメリットもあります。お客様に気軽に手に取っていただいたり、持って帰っていただけるかもしれませんね。

以上、コート紙でできた2つ折リーフレットのトムソン加工事例のご紹介でした。

ヤマトでは、変形チラシやリーフレットなどさまざまな紙製品のトムソン加工を承っております。トムソン加工のご相談や見積依頼等ございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。