今回は、現金収納袋のトムソン加工事例をご紹介させていただきます。こちらは拾得物のお金を入れて保管・管理するための封筒です。
お金を入れておく封筒のため、様々な記入欄や現金受取票が設けられており、使いやすいよう工夫が施された封筒となっています。
■今回のトムソン加工について
この封筒では、打ち抜き加工、窓加工、折り加工、ミシン目加工を行いました。使いやすく工夫されているため、様々なトムソン加工が施された封筒となっています。
封筒の表側は、真ん中に大きめの四角い窓があけられています。この窓がある事で、中に入れているものが一目でわかるようになっています。封筒の仕上がりサイズは横168mm×縦240mmで、窓のサイズは横93mm×縦103mmです。通常の封筒では、ここまで大きい窓を開けることはなかなか無いかもしれませんね。
そして、封筒の裏側には、拾得物の記入欄があります。拾得物について詳細に記録できるよう、様々な項目の記入欄が印刷されています。
また、蓋の部分は現金受取票がついており、ミシン目で切り離すことができるようになっています。これは、お金の拾得者に受取証明として、受取票を渡すことができるように、このような作りになっています。ミシン目を入れておけば、はさみを使うことなく手で切り離しができますし、受取票を渡しているかどうか一目でわかるので、とても便利ですよね。
お金を扱う大切な封筒だからこそ、しっかりと間違いなく管理ができるよう考えられた封筒になっている訳です。
また、この封筒にはクラフト紙が使われています。クラフト紙は様々ある紙の中でもかなり丈夫な部類に入ります。現金を扱う大切な封筒ですから、簡単には破れないよう、クラフト紙が使用されているんですね。用途に応じた紙選びも、実は大切な要素なんです。
今回は、現金を入れる封筒のご紹介でしたが、貴重品を入れる類似したアイテムですと、貯金通帳証書を入れるカバーのトムソン加工実績もございます。よろしければご覧ください。
匠のブログ(複数窓付 貯金通帳証書用カバー)はこちらから>>
ヤマト紙工では、様々な形状の封筒を加工させていただいております。折り加工、窓加工、ミシン目加工など各種トムソン加工に対応しておりますので、ご依頼・ご相談などございましたらお気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。