今回は、コーヒーチケットのミシン目加工事例をご紹介させていただきます。こちらの、コーヒーチケットは11枚綴りになっており、チケットのミシン目入れをヤマトで担当させていただきました。
コーヒーチケットは、毎日コーヒーを飲む方にはうれしいアイテムですよね。回数券やコーヒーチケットのように何枚ものチケットが連なっているようなアイテムには、ミシン目加工がとても便利です。
このような、乗り物乗車券、入場券にもミシン目加工が便利です。ミシン目加工は意外と身近なアイテムに施されていることがわかりますね。
■今回のミシン目加工について
この製品では、カット2mm×アンカット1mmでミシン目加工を施してあります。切った後の断面が少しギザギザになりますが、手できれいに切り取ることができます。お店などでチケットを渡す際にさっとちぎって渡せますので、とっても便利です。
もし切り取り後の断面をきれいにしたい場合は、マイクロミシン加工(0.1~0.4mm程度の細かいピッチで行うミシン目加工)を施すとよりきれいな断面になります。
個人的には、粗いミシン目も好きだったりします。ちぎっている時のなんとも言えない感触が好きな方もいるかもしれませんね。ミシン目加工とマイクロミシン加工は製品の用途に応じて使い分けるのが良いですね。
ちなみに、このミシン目加工ですが、適切に入れないと、少しの力でちぎれてしまったり、逆にちぎれてくれなかったりとトラブルになりやすいです。ヤマトでは職人がしっかりと確認しながら適切なミシン目を入れていますので安心です。
■ちぎりやすいミシン目加工について
突然ですが、みなさんはミシン目に沿ってちぎろうとして、うまく千切れなかった経験はありませんか?
ミシン目加工は様々な場面でみかけますが、実は加工が難しいのです。
ミシン目をしっかりと入れすぎてしまうと、ちょっとの力でミシン目が千切れてしまい、商品になりません。かと言って、入れ方が甘いと手で千切ろうとしてもうまく千切れず、こちらもまた商品にならないのです。
ヤマト紙工では、職人の繊細な調整によって、ベストなミシン目加工を入れることができます。
ミシン目加工の品質にお悩みの方は、ぜひヤマト紙工にお任せください。
■ラフ紙について
このチケットには、かなりざらざらした質感の紙が使用されています。このような粗い質感の紙をラフと呼んだりします。暖かみや柔らかさを表現したい場合にはこのような紙が最適です。
今回のコーヒーチケットでも、カフェや喫茶店の暖かみがあり落ち着いた雰囲気というのが紙で表現されているのではないでしょうか。普段は印刷に目がいきがちですが、実はどんな紙を使用するのかも製品の雰囲気を左右する大切な要素なんですね。
今回はミシン目入りのチケットのご紹介でしたが、ヤマトでは、そのチケットを入れる封筒のトムソン加工実績もございます。よろしければご覧ください。
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