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電子レンジ対応 保存容器の台紙(紙スリーブ 日用品)

今回は台紙(紙スリーブ)のトムソン加工事例をご紹介させていただきます。

プラスチック製の蓋がついた保存容器のことをタッパーと呼んだりします。どのご家庭でも使われているといっても過言ではないと思います。今回は、電子レンジで加熱が可能な保存容器の台紙を紹介させていただきます。

■台紙について

このタッパーを購入する際、外側に紙でできたラベルのようなものがついていることがほとんどかと思います。

  

 

これは、台紙と呼ばれており、この台紙もトムソン加工によって作られています。台紙には上の画像のように商品を包むタイプのものもあれば、商品が立つように土台になったり、固定するようなものもあります。

 

本ブログでは、タイツ用台紙の加工事例もご紹介しておりますので、もしご興味がございましたら、そちらもご覧下さい。
匠のブログ(150デニールタイツの台紙)はこちらから>>

 

■保存容器用台紙の加工について

今回は、組み立てるタイプの台紙だったため、打ち抜きだけでなく、窓加工・切込み加工・折り加工も行いました。このように容器の形に合わせて様々な形の窓を空けています。このような、蓋のない筒状の箱は台紙の中でもスリーブと呼ばれています。

  

 

こちらは、パスタや野菜を調理するための容器です。パスタが入るよう縦長の容器になっているため、台紙もかなり縦長になっています。

 

 

ヤマト紙工では、様々な台紙のトムソン加工の実績があります。打ち抜き、穴抜き、ミシン目加工など対応しておりますので、ご依頼・ご相談などございましたら、ぜひご気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。

見積もり依頼・お問い合わせはこちらから>>

 

■加工概要

加工内容 打ち抜き、折り加工、窓加工、切込み加工
商品形状 台紙
紙の種類 コートボール270g・310gが主流
紙の寸法 -
印刷の色数 -
こだわり/現場の声 今回作成した保存容器のスリーブは、定期的に大量生産しています。紙~トムソン加工までの全工程が安くできるよう、73*100くらいの大きな紙に10丁ほど面付して製作しています。

紙が大きく、多面付にであるため、落丁作業の生産性は決してよくありませんでしたが、生産性向上を図るため、ブランキングマシーン(落丁機)を設備導入しました。従来は手作業で行っていた「はずし作業」を自動で機械がおこなってくれるこの機械、生産性向上だけでなく手作業よりもはるかに綺麗な高品質化を実現。定番商品の厚紙パッケージや台紙だけでなく、変形の多い商品にも綺麗に仕上げることができます。そんな機械は全国的にみても2台保有しているのは弊社だけ。 
ブランキングマシーンの動画を見る>>

弊社では、薄紙から厚紙まで幅広い紙厚の商品を仕上げる中で、生産性の合理化を図り、手作業向き商品と機械向き商品を線引きすることで日頃からお客様から求められる要望に応えています。

生産性向上により納期を短縮できないか?キズや紙のヨレをなくしもっと品質をあげてほしい

このようなお悩みがございましたら、ぜひヤマト紙工までお気軽にヤマト紙工までお問い合わせください。
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