トムソン加工をする上で欠かせないものがあります。
それが トムソン型(木型) です。
トムソン加工とは、
木型を使って紙を様々な形に型抜きする加工のことを言います。
しかし、
・トムソン型ってどんな構造なの?
・どうやって作られているの?
・なぜ木でできているの?
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は トムソン型(木型)の仕組みについて
トムソン屋の視点で解説していきます。
トムソン型(木型)とは?
トムソン型とは、
紙を型抜きするための専用の型です。
ベニヤ板をベースにして
そこに鉄の刃(トムソン刃)を取り付けて作られています。
この型をトムソン機にセットして
強い圧力をかけることで紙を打ち抜きます。
イメージとしては
クッキーの型抜きこれが一番近いですね。
ただしトムソン加工の場合は
・折り目
・穴あけ
・ミシン目
なども 同時に加工することができます。
トムソン型の構造
トムソン型は主に3つのパーツでできています。
①ベニヤ板(土台)
まずは型のベースとなる ベニヤ板。
このベニヤ板にレーザーで溝を掘り、
その溝に刃を埋め込んで型を作ります。
木を使う理由は
・軽い
・加工しやすい
・コストが抑えられる
からです。
②トムソン刃
紙を切る役割をしているのが トムソン刃です。
この刃は形状データにあわせて
抜きたい形状に合わせて自動的に刃を曲げる事は出来ますが、
実際に溝にはめるのは人の手で1本1本はめ込んでいきます。
その為、間隔が短すぎる物や複雑な形状は加工できない可能性があります。
-
データ上は成立している形状
-
実際の木型で安定して再現できる形状
この違いをすり合わせ、修正を行うことで、
量産時のトラブルを未然に防ぐことができます。
また刃にはいくつか種類があります。
例えば
・カット刃(紙を切る)
・スジ刃(折り目をつける)
・ミシン刃(ミシン目)
これらを組み合わせることで様々な加工ができるわけです。
③実は重要な「ゴム」
トムソン型を見ると
刃の周りに ゴム がついています。
これには大事な役割があります。
\\紙が刃にくっつくのを防ぐためです//
トムソン加工では
刃で紙を抜いたあと
紙が刃にくっつくと
機械の中で詰まってしまいます。
そこでゴムの反発で
紙を押し出すようにしています。
実はこの ゴムの配置 も仕上がりにかなり影響します。
トムソン型は意外と奥が深い
トムソン型はシンプルに見えますが
実はかなり奥が深いです。
例えば
・刃と刃の距離
・細すぎる形状
・紙の種類
・紙の厚さ
などによって加工の成否が決まります。
もちろん「この形・紙厚・仕様ではトムソンは難しいですね…」というケースもあります。
トムソン屋から一言
トムソン木型は作るだけでなく
・刃の高さ
・ゴムの配置
・抜き圧
などをトムソン加工中に調整しながら
現場で仕上げていきます。
ほんの少しの違いで
・抜きやすさ
・製品の仕上がり
・生産スピード
が大きく変わります。
困った時はヤマトにお任せください
「この形は抜けるのか?」
「この紙で問題ないのか?」
など、設計段階で悩むことは多いと思います。
そんな時はまずヤマトにご相談ください。
ヤマトでは
・木型設計
・抜き圧調整
・紙の特性
・コストパフォーマンス
まで考えて
最適なトムソン加工をご提案します。
困った時は一番最初にお声がけください。
ヤマトならできます。
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