トムソン豆知識

  1. HOME
  2. トムソン豆知識
  3. トムソン加工全般紙製品
  4. 紙は重いよ|紙の厚さと重さについて徹底解説

紙は重いよ|紙の厚さと重さについて徹底解説

紙の厚さと重さについて徹底解説

「紙が重い」と思ったことはありませんか?
コピー用紙1枚、紙箱1個、新聞1部。
紙のように軽い…など、軽さの比較の言葉として使われることも多い言葉です。
紙の重さなんて感じたこともないな….
と思っていませんか?

 

 

 


しかし、
印刷現場では、1枚、2枚ではなく、何千部や何十万部といった単位の用紙が動いているのです。

私自身、お客様からご注文いただいた商品が出来上がって箱詰めすると、びっくりするくらい重くなることがあり、
発送運賃の事を考えると、背中から嫌な汗が流れる事もあります。

 

 

A4サイズ「7g」の用紙でも、部数が1000部であった場合「7000g(=7kg)」の重さとなり、
10万部ならなんと「700kg」もの重さになります。
たった10グラムにも満たない用紙が、枚数が積み重なると1トン近い重さものになるんです。

 

 

そんな重い紙ですが、
紙の厚みを表す際、用紙1000枚(板紙の場合は100枚)の重さで表記し、紙の厚みの基準にしています。

例えば、上質紙 135kg(四六)は
四六サイズ(788×1091mm) 1000枚の時、135kgの重さになります。

そして(基本)数字が小さくなるほど、紙は薄くなります。


「連量」は一般的に数値が大きいほど厚い紙、と考えたくなるところですが、落とし穴があります。
それは「連量」が「”あるサイズ”の紙1,000枚の重量」ということです。

そうなんです!同じ紙でもサイズがかわると重さが変わる


ここでいう”ある一定のサイズ”とは主に

 

菊判:636×939mm

四六判 : 788×1091mm

 

 

の2種類に分かれます。


同じ種類・同じ厚さの紙でも、大きさが変わると、「連量」も変わってしまいます。
サイズによって「連量」も以下のように変わります。

 

ですので、上質紙 135kgと言われても紙のサイズによって紙の厚さが異なるので
紙厚を確認する時は、紙のサイズを確認することを忘れずに!

 

 

 


紙のサイズによって紙代も異なってきます。
ヤマト紙工では商品を「1枚の紙の中にどう入れたら、効率良く、お得につくれるのか?」を考えて、制作しています。

ヤマトにお任せください。

 

 

紙製品で悩まれたら、先ずはなんでもお気軽にご相談ください。