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大幣 御幣 紙垂 はどのくらい薄い和紙で作れるのか?

神社様から大幣(オオヌサ)の制作についてお声がけいただく事があります。

 

【大幣】(おおぬさ)とは?


大幣(おおぬさ)とは、神道の祭祀でお祓い(修祓)に使う道具で、木の棒の先に麻や紙垂(しで)、木綿(ゆう)などを付けたもので、祓串(はらえぐし)とも呼ばれ、神様への捧げもの(幣帛)でもあり、厄を払う力を持つと信じられています。


「大幣(おおぬさ)」の「紙垂(しで)」には、伝統的に薄く耐久性のある和紙(奉書紙や美濃紙など)が使われます。
サンプルとしてお送りいただく和紙自体、とても薄い和紙をお送りいただく事も多いです。

 

大量の「紙垂(しで)」を一本の棒に付けるため、厚い紙だと重くなりすぎて振るのが難しくなるという実用的な側面もあり、
どのくらい薄い和紙で作れるのか?というご質問を良く頂きます。

答えは

四六ベース 45kgです。

習字の半紙か、やや厚めぐらいと考えると伝わりやすいでしょうか?
トムソン加工の場合、55kg以上のところが多いですが、
ヤマト紙工は難易度の高い薄紙を日ごろから扱い、

「破けるか破けないかの限界」を熟知し、培ってきた結果

\もう少し薄い45kgまで加工できます/



大幣に使う場合、紙垂は折り返さず、そのまま使用される事もありますが、

多くは雷の様な形に折った状態です。

この時紙垂の折り目は深くシャープな折りスジを入れることでゆがみもなく、組み立てる際もきれいに簡単に組み立てられます。
※ただし、薄紙は作業上制約がありますので、その都度ご相談ください。

 

 

大幣(おおぬさ)は1回で使用される紙垂の数も多く、1枚づづ手作業で半紙を切る紙垂作成はとても大変で
神社様の負担も大きいと思われます。

\大幣(おおぬさ)など1回で使用数量の多いアイテムこそ是非、ご検討ください/


秋祭り、新年のお参りなどの神社様のお忙しい時期にきっとお力になれると思います。

 


どれくらいの紙厚なら生産可能か奉書紙のサンプルもお送りする事も可能です。

 

ヤマトでは、切込みと折りスジを入れた状態の御幣や紙垂の製作

お守り封筒・千歳飴封筒など、神社でよくみかける紙アイテムの製作実績が多数ございます。

 

 

 

またカタクルでは御幣をはじめ、神社関係アイテムだけでなく多数の

木型のテンプレートを多数ご用意しています。是非、一度カタクルをご覧ください。

 

神社アイテム製作のご質問・ご相談などございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問い合わせください。


 

 

 

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