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印刷したら色が違う…… 色の合わせ方

 

花子さんは新しいショップをオープンする為にパンフレット・ポスター・カードを作成することにしました。
デザイナーにブランドカラーやデザインを依頼し、プロのカメラマンによる撮影など費用をかけて制作しました。
デザイナーから送られてきたデータを確認してみると

どれも色がそろっていて統一感のあるかっこいい印刷物です。

 

 

うわー!夢みてぇにかっこいい印刷物だなあ!
この印刷物を使ってショップをオープンするのが楽しみだなあ!
花子さんは印刷が仕上がる日を今か今かと待っていました。


しかし、納品された印刷物は

「パンフレット・ポスター・カード アイテムごとそれぞれの色が違う」
トラブルが起こってしまいました。

 

 

起こってしまった原因はなんでしょうか?


①色校正を行っていない


デザイン事務所のカラープリンターで出力したものを確認しただけでした。
印刷物の色は一般的なカラープリンターで確認することは不可能です。
印刷とプリンターでは出力する方法が全く異なる為、そもそも色が合いません。


②それぞれ違う印刷会社に依頼した 用紙の種類が違う


全てのアイテムを同一の印刷会社で制作したら、それぞれの色を合わせて制作可能ですが
デザイナーはそれぞれ違う印刷会社様にお願いした事でバラバラになってしまいました。
また、パンフレット・ポスター、会員カード それぞれ

パンフレット:アラベール
ポスター:マットコート
会員カード:マットコート(マットPP加工)

用紙や加工方法が異なると同じ色でも違って見えます。

用紙が違う事も色が異なる原因の一つです。



様々な要因が重なり、印刷物の色はぶれにぶれてしまいました。


結局、一から刷り直しました。

ショップのオープンにはなんとか間に合いましたが、
費用も当初の倍以上かかり、花子さんはちょっぴりビターな気持ちが残っています。




さてさてどのようにすれば最初から色をあわせられたのでしょうか?


\\それは色校正を行う事です//


色校正とは?
色校正とは、印刷物の色合いがイメージ通りに再現できているかどうかを確認する作業です。
印刷前の段階で行われ、色に特化した確認工程です。

色校正は基本的に、印刷物の製造に入る前に行われる作業で、色校正で作成されたものが製造時の見本となります。
プロトタイプというとわかりやすいかもしれません。

 

 

色校正を行い 本印刷時の見本を作って
それを元に色を合わせると
パンフレット・ポスター、会員カード
それぞれ色の近い印刷物を作成できます。
色校正の種類と方法についてはまた違う日に記事にします。

 

「親身になって一緒に印刷物を作ってくれる人にお願いしたい」
「印刷の発注方法が分からない」
「自分にとってベストな制作方法を教えてほしい」
このようなお悩みはありませんか?

 

でも、大丈夫

専任の担当者がヒアリングをし、お客様にオススメの方法や

想像通りの仕上がりにあがるようにご提案・アシストさせていただきます。

 

お客様の すげぇかっこいい夢みてえな印刷物 を一緒にを作りましょう。

 

悩んだら、まずはお問合せ下さい。

一緒に印刷物を作りましょう。お気軽にお問合せください。


 

 

 

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