お客様にお見積もりをご提出した際に
「木型ってなに?木型製作費(初回のみ)はなんでこんなに高いの?」
と言うお声をいただくことがあります。
特に制作枚数が少ない場合には、合計金額の大きな割合を占める事も少なくありません。
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分かります。高いですよね。
今回はトムソン加工と木型代の関係についてご紹介させていただきます。
木型(初回のみ)とは?
そもそも木型とは?
紙製品を展開図の通り、何らかの形に抜く加工(トムソン加工)の際に必要な型のことです。
ベニヤ板にレーザーで溝を掘り、その溝と同じ形状に曲げた刃を埋め込んだ型です。
クッキーの抜型やハンコのような物だとお考えいただくとイメージしやすいです。
この刃には大きく分けて
①周囲のカットラインや窓の切り離す刃(切るための刃)
②折り曲げるために溝を付けるだけの刃(折りスジを入れるための刃)
このほかにもミシン目、トメ加工などございますが、上記2種類のどちらかに付随するものです。
基本①②を組み合わせ、様々な形の紙製品をおつくりします。
なくてはならないパーツですが、
木型の制作は大きく分けて5点の工程があり、
①形状図面を設計する
②設計した図面を合板の刃を入れる部分にレーザーで溝を掘る
③掘った溝に刃を差し込む(カットラインのみ)
④刃の高さの微調整を行う
⑤折りスジの刃を入れ、刃を削りながら高さを調整する
木型作成は工程数も多く、専門的な知識や技術が必要であり
また、微妙な刃の高さの調整など繊細な工程でもあります。
その為、木型を製作するのにどうしても費用が掛かり
木型制作費は妥当、作業量を考えるとむしろお安いのでは?と正直思いますが、
現実として、初期費用の大きなパーセンテージを占め、負担が大きい項目でもあります。
木型代が費用が掛かる理由は分かったけど、予算に制限があるし……
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