ヤマト紙工では商品パッケージのお問合わせも多数いただきます。
一言に商品のパッケージと言えど、様々な種類があり
商品によって 「向き」・「不向き」のカタチがあります。
例えば….
洗顔フォームなどのチューブ状の商品を入れるパッケージの場合はどうでしょう?
チューブ状なのでキャップの部分から、反対側が広がっています。
どのように商品を梱包するのが良いのでしょうか?
キャップを底にし立てますが、底の方が面積が小さく裾狭まりの為、
安定しにくい形です。
また、内容量が200gあるので、底が抜けやすい箱では困ります。
チューブの先にあわせた長方形の様な形はいかがでしょうか?
パッケージのカタチを決めるPointとして
1.商品の重量に耐えられる耐久性
2.輸送時、店頭陳列時にも安定して立てられる
こちらの2点をクリアする必要があります。
1.重量対策
輸送時や商品陳列時など
パッケージの底抜けを防止が必要です。
重さに強いパッケージの構造にワンタッチ底があります。
ワンタッチ底とは?—————————–
折り畳まれた状態から箱を起こすと、
ワンタッチで組み上がる形状のパッケージ箱です。
底面の2ヶ所を糊付けし、底抜けしにくいので
重量のある商品のパッケージとしても利用されています。
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2.パッケージの安定性
一般的に箱と中身の商品をぐらつかせず、安定して支える為には
商品と箱を接地する必要があります。
その為、仕切りを入れたり
箱の中で商品が動かないようにはめ込んで固定する【中ゲス】をはめたりします。
※【中ゲス】は商品の見栄えをよくし、魅力的に見せる役割もあります。
全ての面をパッケージに接地する必要はありませんが、
安定しにくいチューブ状の商品は接地面積を多くする方が良さそうですね。
先ほどご紹介した長方形のパッケージでは
商品の重心は下の方になり、また前後に隙間ができるので、
前後に大きく揺れやすくなります。
横から見ると….
商品陳列時に倒れたり、パッケージや中の商品が破損する可能性があります。
【中ゲス】を入れて安定させるのも1つの方法ですが、
パーツ数が増えると、その分コストがかかってしまいます。
出来るだけ、コストを下げて安定して商品をいれる為に
チューブ状の商品の梱包は…..
\チューブの先を対角線上に入れると揺れにくく安定してます/
一休さんみたいな答えですが安定度は全然違います。
洗顔フォームにオススメの形状のパッケージは
底面が正方形でワンタッチ底のパッケージ
がおすすめのカタチです。
おまけ
小さなことですが、側面に比べて正面が少しだけ、高くなっています。
この高さがあるから、
側面の抑え紙(フラップ)分の厚さ分、綺麗に収めることができます。
小さな事ですが、すっきりしとした箱を作る為には大切な事だったりします。
パッケージの形状選びに大切なPOINTは
1.内容物の重さによって必要な紙厚や底の仕様が異なる
2.商品の形状によって安定した入れ方がある
ヤマト紙工では様々な形の化粧箱・パッケージの生産実績があり、
長年培ったノウハウがございます。
商品にあわせて、お勧めのパッケージの形状は様々です。
初めての方も安心してお任せください!
紙製品のプロがお客様の作りたい箱をご提案、無料見積もり致します。
中に入れる商品から、ご希望のパッケージをご提案する事も可能です。
サポート体制も充実しており、完成までお客様に寄り添いサポートします。
何か気になる事、どんなことでも構いません!
先ずはお気軽にお問合せください。