皆さんは「N式箱」をご存知ですか？
下記写真を見ていただければすぐにピンとくると思います。
段ボールの外箱だったり化粧箱としてもよく使われる「N式箱」。
何か買い物した時や配達で荷物が届いた時、一番分かりやすいのは靴を購入した時に一番見かけるのではないでしょうか。
ではこの「N式箱」、そもそもこのN式ってどういう意味なのか？
実はそんな深い意味はなく、段ボールシートを抜型で打ち抜き形成された段ボール箱のN=抜き(NUKI) という意味なのです。抜き型を使った段ボールの中でB、C式以外の少し複雑な形状の箱をN式と呼んだりします。
今回は、この「N式箱」のトムソン加工事例をご紹介させていただきます。

フタと身が一体となった高級感のある組み立て式の箱。
商品の詰め合わせ・ギフト用としても利用され組立ての手間はありますが、糊付け不要で低コストなのが利点です。
天面が開く形状はギフト箱にオススメで、「ギフト箱（身フタ式）」では予算がオーバーする場合に提案しています。
今回こちらの箱は合成紙に表面にはマットPP加工をしている為、黒にピッタリな落ち着いた高級感のある箱になっています。
この箱を手に入れた人が捨てずに残しておきたくなるような逸品ですね。

上記の写真は箱を組み立てず、展開図のように広げてみました。
こうして見ると、トムソンによって折スジ（罫線）入れ加工や切り込み加工など様々な加工が施されている事が分かりますね。

「コート白ボール」「ダンボール」「合紙」など幅広い材質と、ニスやPPなどの表面処理、
箔押しやエンボスなどの特殊加工にも対応可能なため、様々な用途でお使いいただけます。

以上、今回はN式箱のご紹介でした。

ヤマトでは、N式箱以外にも、様々なトムソン加工を承っております。また、ご希望に応じて形状提案などもさせていただいておりますので、ご質問や見積依頼等ございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問合せください。

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