印刷無しで型抜き!!無地の紙アイテム製作事例
今回は、印刷無し(無地)紙アイテムのトムソン加工事例をまとめてご紹介させていただきます!!
ヤマト紙工では、印刷物のトムソン加工を多く行っておりますが、中には印刷無しの紙製品を加工することもあります。
印刷無しの理由は様々です。
- 箱の中の仕切りや神社アイテム等、印刷する必要がないアイテム
- 特殊紙を使用して、紙の風合いを生かすアイテム
- 本体には印刷せず、付属品(ラベルやシール)に印刷するアイテム 等々
そして、印刷無しのアイテムにはこんなメリットも・・・
- 印刷コストを抑えることができる
- 特殊紙の柄や風合いを存分に生かせる
- 付属品や内容物によって、おしゃれなデザインも可能
そこで、今回は印刷無しのアイテムに焦点を当てていきたいと思います。
■印刷無し事例① 紙垂
まずは、紙垂をご紹介します。
紙垂とは神社などでよく見かける、少し変わった形の紙です。
紙垂にも種類があり、紅白紙垂と呼ばれる、赤と白の2色からなる紙垂もありますが、基本的なものは無地のため、印刷がありません。
印刷の必要がない紙アイテムということですね。
■印刷無し事例② ゲス(箱の仕切り)
続いては、ゲス(箱の仕切り)のご紹介です。
商品を綺麗に箱に収めるために作られるゲスですが、多くは印刷がありません。
商品が主役ですから、商品が目立つようゲスには印刷しない場合が多いようですね。
もちろんゲスに印刷される場合もあります。
例えば、様々な種類の商品が1つの箱に入っている場合、それぞれが何であるかわかるように商品名をゲスに印刷するようなものがあります。
印刷がない代わりに、高級感のある紙を使用することで、商品をより魅力的に魅せる工夫をしているような場合もあります。
工夫次第で印刷無しでも華やかさを演出できるんです!!
■印刷無し事例③ 封筒
封筒は多くの場合、印刷が施されています。社用封筒であれば会社名やロゴ、一般向けであれば写真やイラスト等々、様々な印刷が施されます。
しかし、封筒の中には、印刷無しのものも実はあるんです。
紙自体に施された、加工や柄、紙の風合いを生かすため、あえて印刷無しにしてある封筒もあります。
また、あらゆる用途に対応できるような封筒を作るため印刷をしないという場合もあります。
製作する紙や、封する際に用いるシール等によっては、印刷をしなくても華やかな封筒を作ることができますよ!!
■印刷無し事例④ ミシン目加工・マイクロミシン加工
こちらは、少し特殊な例になりますが、ミシン目加工・マイクロミシン加工でも印刷無しの場合があります。
例えば、店舗で使用するPOP印刷用のミシン目用紙です。その時々必要なプライスカードやPOPを家庭用プリンターで印刷するような場合ですね。
このようなPOP用紙はもちろん、印刷無しの無地の状態でミシン目入れの加工を行います。
■印刷無し事例⑤ パッケージ
パッケージというと、印刷されたものをまず思い浮かべると思いますが、実は無地のパッケージもあります。
例えば、お土産用のお菓子が入った箱です。外の包装紙をびりびりと剥がすと中の箱は無地なんてことはよくありますよね?
同じサイズの箱で数種類作りたい!!そんな時は、箱そのものは無地にして、ラベルや包装紙で種類を分けるような方法もあります。
箱に使う紙を工夫すれば、ラベルを貼るだけでも高級感のある箱に仕上げる事ができますよ!!
■特集!!無地でも映える特殊紙!!
最後に見た目が華やかな特殊紙をご紹介させていただきます。
①和風紙
和風紙はその名の通り、和の風合いを持つ紙です。様々な柄や質感がありますが、どれも高級感を表現しやすい傾向にあります。
②エンボス紙
エンボス紙は表面に凹凸のある紙です。紙らしいナチュラルな質感のものもあれば、柄がありツヤツヤしているようなものもあります。
③メタル紙
メタル紙は、金属っぽい見た目が特徴的な紙です。ツルツルしていて景色が映りこむようなものもあれば、マットな質感が特徴的なものもあります。
④ラメ紙
ラメ紙は、キラキラし輝く紙です。光があたるとより輝きを増し、目を惹きます。特別感を出したい時におすすめです。
以上、今回は印刷無し(無地)紙アイテムのトムソン加工事例のご紹介でした。
ヤマト紙工では、印刷物はもちろん、印刷無しの紙アイテム製作も承っております。
紙アイテム製作のご依頼・ご相談などございましたら、お気軽に大阪のトムソン屋 ヤマト紙工までお問い合わせください!!