マチ・窓あり角2クラフト封筒
本日は、マチ・窓ありの角2クラフト封筒のトムソン加工事例をご紹介させていただきます。よく見かけるクラフト紙の封筒ですが、マチがあるため、展開するとやや複雑な形をしています。
■今回のトムソン加工について
この製品では、打ち抜き加工、折り加工、窓加工を行わせていただきました。
この封筒には窓加工を施しており、窓の部分から宛先の情報が見えるようになっています。窓加工をしておくことで、宛先と封入物を間違える心配がなくなるため、親展(宛先本人に封を開けてほしい)の郵便物に適しています。他にも、給与明細など封入間違いが起こる可能性があり、他人に見られると困るような書類を入れる場合には、窓付きの封筒が安心です。
この封筒はマチつきに仕上がるため、通常の封筒と比べるとかなり複雑に罫線が入っています。また、蓋の部分は内容物の厚みに応じて、蓋の長さを変更できるよう、罫線が複数本入っています。
様々な用途で封筒を使う予定がある場合は、このようにマチがあったり、蓋の長さを変えられると安心ですね。
封筒を組み立てるとこのようになります。
マチは3cmほどあり、資料や厚みのあるものを入れたい場合も安心です。
また、マチ部分は折りたたむことができるため、内容物を出した後は、封筒をコンパクトに畳んで収納することができます。
■クラフト紙について
クラフト紙とは、クラフトパルプが原料である紙のことです。一般的にクラフト紙は未晒(漂白していない)のため、茶色の色合いが大きな特徴です。また、丈夫な紙であるため、お米など重たいものを入れる袋に使用されることもあります。
今回の封筒の場合は半晒(半分ほど漂白している)クラフト紙が使用されています。半晒クラフトは封筒の定番用紙の1つです。
■角2封筒について
角2というのは、240×332mmのサイズの封筒のことです。このサイズはA4の資料を折らずにいれることができるため、履歴書などを送付したい場合等に向いています。今回の場合がマチがついていますので、A4サイズのパンフレットや資料を入れることもできますよ。
以上、今回はマチ・窓ありの角2クラフト封筒のトムソン加工事例のご紹介でした。
ヤマトでは様々なサイズ・形状の封筒加工実績があります。気になる方は是非、他のトムソン加工事例もご覧ください。
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