今回は、おかずカップ用の紙ラベルのトムソン加工事例をご紹介させていただきます。
これから秋の行楽シーズンが始まり、お子様がいらっしゃる方は運動会や遠足などお弁当の出番が多くなってきます。おかずの仕切りにかかせないおかずカップは最近では100円均一などのショップで様々な種類のものが売られています。そのおかずカップの紙ラベルもトムソン加工が施されています。
ちなみに、バランおかずカップとは、下の画像のようなカップのことです。お弁当を作る際の必須アイテムですよね。
■今回の加工について
今回の紙ラベルは仕上がりが立体的な商品になるため加工形状が複雑です。立ち上がりが出来るようにミシン目を4か所に入れました。
罫線加工でも、紙を折ることができますが、ミシン目加工だとより曲がりやすくなります。
■トムソン加工した紙について
今回トムソン加工した用紙はコート紙73kgで、新聞の折り込みチラシや冊子の本文用紙に使用されるような紙です。弊社で扱っている用紙の中でも薄紙の分類に入ります。薄紙は紙揃えが難しく静電気をもちやすい、破れやすい、シワになりやすいという性質がありトムソン加工するときも注意が必要です。薄紙は紙自体の厚さがないので変形しやすく今回の紙ラベルのようにプラスチック製品の台紙に適しています。
コート紙は表面に光沢がある紙でペタッとした感触が特徴で、特殊な薬品を表面に塗っているので色鮮やかに印刷することができます。写真を多用したデザインのものはとてもきれいに印刷されるのでフライヤーに使用することもお薦めです。トムソン加工を用いた特殊な形のフライヤーなら、よりインパクトのある商品に仕上がります。
本ブログでは、コート紙73㎏の封筒の加工実績も掲載しております。ご興味がございましたら、そちらもご覧ください。
匠のブログ(コート紙73kgの封筒の抜き)はこちらから>>
ヤマト紙工では豊富な経験とノウハウを身につけた職人が作業に当たっていますので薄紙のトムソン加工には絶対の自信があります。
色鮮やかな薄紙のPOPや台紙、紙ラベルのトムソン加工のご依頼はぜひ大阪のトムソン屋 ヤマト紙工におまかせください。
見積もり依頼・お問い合わせはこちらから>>
加工内容 | 打ち抜き、折り加工 |
商品形状 | ラベル |
紙の種類 | コート紙 4/6判 73kg |
紙の寸法 | 4/6判 4切 8丁 |
印刷の色数 | 4/0 |
こだわり/現場の声 |
店頭陳列時、商品に直接セロハンテープで貼り付けPP袋でラッピングして使用される紙ラベル。鮮やかな商品イメージを訴求するため、大抵はコート紙を使用し、フルカラーで印刷します。 また、紙ラベルを商品に折り込んで貼り付けますが、コート紙では罫線を入れても折りづらい特性を持っているため、折部分は罫線ではなく、ミシン目を入れることでコート紙でも折りやすくしています。 |
図面 |